AI動画生成ツールを探し始めると、すぐにRunway、Kling AI、Google Veo、Higgsfieldあたりが候補に上がってきます。
ただ、この4つ。全部「AIで動画を作るサービス」ではあるんですが、料金の仕組みも使い方も結構違います。
なので、単純に「どれが一番すごいか」で比べるより、どう使いたいかで分けた方が話が早いです。
この記事では、2026年9月20日時点で確認した公式情報をもとに、4サービスの違いを整理します。
まずは4サービスをざっくり比較
| サービス | 料金・無料利用 | API | 日本語 | 商用利用 |
|---|---|---|---|---|
| Runway | Freeあり。Standard $15/月〜 | 別途開発者向けAPIあり | 非英語プロンプト可。UIは英語中心 | 現行Termsとプラン条件を要確認 |
| Kling AI | Freeあり。Standard初回$6.99/月〜 | 公式Open Platform/APIあり | 日本語公式ページ・多言語生成あり | 有料会員は条件付きで商用利用可。無料枠は要確認 |
| Google Veo | 単独プランではなくGemini/Flow等経由 | Googleの開発者向け環境で利用可能 | Flowは日本語対応 | 利用するGoogle製品・APIの規約を確認 |
| Higgsfield | Free tierあり。個人・Businessプランあり | 別途従量課金APIあり | 公式確認は未完了 | 生成物の商用利用可。規約・素材条件に従う |
表だけ見るとRunwayとKling AIが似ていますが、VeoとHiggsfieldは少し立ち位置が違います。
Runwayは料金体系が分かりやすい
RunwayはFree、Standard、Pro、Maxという段階式のCreativeプランです。
Standardは月額15ドル、Proは35ドル、Maxは95ドル。年払いでは月額相当が安くなります。
この形は分かりやすいですね。毎月ある程度使うなら、月間クレジットを見ながらプランを選べます。
日本語を含む非英語プロンプトは使えますが、UIは英語中心。ここは日本語UIを期待すると少し違います。
もう1つ注意したいのがAPIです。Creativeプランと開発者向けAPIは別料金なので、「Proに入ればAPIも込み」という話ではありません。
Kling AIは初回価格だけ見ない方がいい
Kling AIもFree tierがあり、Standard、Pro、Premier、Ultraと段階的に上がっていきます。
ただし、Kling AIは初回価格と更新価格が分かれているのがポイントです。
たとえばStandardは初回月額6.99ドル、更新時は8.80ドル。契約画面の一番大きな数字だけ見ていると、翌月に「あれ?」となりやすいところです。
公式Open Platform/APIもあり、日本語の公式ページや多言語生成の案内も確認できます。
商用利用については、有料会員向けのPaid Service Termsと一般Termsで表現差があります。特に無料プランを商用案件で使うなら、ここは念のため現行規約を確認した方がいいです。
Google Veoは「Veoを契約する」という考え方ではない
Veoは少し特殊です。
Runwayのように「Veo Standardが月額いくら」という単純なサービスではなく、GeminiやFlow、Googleの開発者向け環境から使うモデルとして考えた方が分かりやすいです。
つまり料金を調べる時も、Veoそのものだけを見るのではなく、どのGoogle製品から使うのかを先に決める必要があります。
Flowについては日本語対応が公式に案内されています。
HiggsfieldはWeb版とAPIを分けて見る
HiggsfieldにはFree tierがあり、個人向け・Business向けプランも用意されています。
一方でAPIはWeb版のサブスクリプションとは別の従量課金方式です。USD残高から利用する仕組みなので、Web版の月額だけ見てもAPIコストまでは分かりません。
公式ヘルプでは生成物の商用利用が可能と案内されています。ただし、素材や利用方法によっては別の条件が絡むので、仕事で使うなら規約確認は必要です。
4つをどう選ぶか
ざっくり分けるなら、こんな感じです。
月額プランを見ながら始めやすいのはRunwayとKling AI。
Google環境とのつながりを重視するならVeo。
Web版とAPIの両方を視野に入れるならHiggsfield。
もちろん、これは画質の順位ではありません。
AI動画はモデル更新が速いので、「今どれが一番キレイか」だけで選ぶと数か月後には状況が変わっている可能性があります。それより、料金、生成時間、API、商用利用、普段の制作フローに合うか。この辺りを見た方が長く使いやすいです。
契約前にここだけは確認しておきたい
料金とクレジットの最新値、作りたい動画の長さや解像度でどれくらい消費するか、商用利用の条件、APIとWeb版の料金差。
そして「日本語対応」と書いてあっても、日本語プロンプトに対応しているだけなのか、UIまで日本語なのかは別です。
この辺りはサービスごとに意味が違うので、契約前に見ておくと後で困りません。
まず無料枠や低コストのプランで触ってみて、自分がどの機能にクレジットを使うのか確認する。それから有料プランへ移る方が無駄は少ないと思います。
この記事の確認情報
最終確認日: 2026-09-20


