AI で作られた画像・動画かどうかを、目で見て確実に見分ける方法はありません。確かめる手がかりになるのは、①ファイルに付く来歴情報(C2PA/コンテンツ認証情報)、②画像そのものに埋め込まれた見えない透かし(SynthID)、③SNS の「AI」ラベル、の 3 つです。
ただ、どれも「付いていれば手がかりになる」もので、「付いていない=本物」とは言えません。ここがいちばん誤解されやすいところです。
この記事では、C2PA・Google・YouTube・Meta などの公式情報をもとに、それぞれで何がわかって何がわからないのか、自分で確かめるならどこで何をすればいいのかを整理しました。先にお断りしておくと、確認ツールを当サイトで試した結果は載せていません。画面や結果の説明は、各社の公式ヘルプに書かれている内容です。
AI 画像がそもそもどうやって作られるのかを知りたい場合は、AI画像生成とは?仕組みとできること、始める前の確認点 を先に読んでおくと、話がつかみやすいと思います。
「目で見て見分ける」には限界がある
AI 画像の見分け方としてよく挙がるのが、手や指の形がおかしい、背景の文字が崩れている、模様や小物のつじつまが合わない、といった点です。
コレ、今も手がかりの一つではあります。日本ファクトチェックセンターの解説(2026 年 1 月 7 日)でも、人物の手や指、背景の文字の崩れが典型例として紹介されています。ただ同じ記事で、「進化した最近のAIは人間の描写はかなり自然に近づいてきましたが、複雑なデザインでミスをすることはまだまだあります」とも書かれています。
つまり、崩れがあれば AI を疑うきっかけにはなるけれど、崩れがないから本物、とは言えない。モデルが新しくなるほど、目視のコツが当てはまらない場面は増えていきます。
だからこそ、見た目以外の手がかり(来歴情報や透かし)と、「誰が最初に出した画像なのか」という情報源の確認が大事になってきます。
C2PA(コンテンツ認証情報)とは?ファイルに付く「来歴の記録」
C2PA(Coalition for Content Provenance and Authenticity)は、デジタルコンテンツの出所と編集の履歴を示すための、オープンな技術標準をつくっている団体です。公式サイトには、運営委員会のメンバーとして Adobe、Amazon、BBC、Google、Meta、Microsoft、OpenAI、Sony、TikTok などが並んでいます(2026 年 9 月 27 日確認)。
この規格にそって付けられる来歴情報が、Content Credentials(コンテンツ認証情報) です。Content Credentials の公式サイトでは、コンテンツがどう作られたか、どんな編集履歴があるかを見られるもの、と説明されています。C2PA 自身は「デジタルコンテンツの栄養成分表示のようなもの」とたとえています。
ポイントは、来歴情報を付けるのは作る側のツール だということです。たとえば Adobe Firefly についても、Adobe のヘルプに Content Credentials の説明があります(どんな場合に付くかなど、詳しくは Adobe の公式ヘルプで確認してください)。Google は、Gemini アプリなどで Nano Banana Pro が作った画像に C2PA のメタデータ(ファイルに添付される情報)を付けると発表しています(Google 公式ブログ、2025 年 11 月 20 日)。
電子署名を使っているので、来歴情報が付いたあとで中身や情報が書き換えられると、それがわかる仕組みになっています。
C2PA でわかること
Content Credentials に入る情報は、付けたツールによって変わります。一般的には、「どのツールで作られたか」「AI が使われたか」「どんな編集を経てきたか」がわかる、という感じです。ツールごとに何が記録されるか(たとえば Adobe Firefly の場合)は、それぞれの公式ヘルプで確認してください。
C2PA でわからないこと
ここが大事なところです。C2PA の公式の解説文書(Explainer 2.4)には、はっきりこう書かれています。
Provenance information alone cannot tell you whether the digital content is true, accurate or factual.
(来歴情報だけでは、そのデジタルコンテンツが本当か、正確か、事実に基づいているかはわからない)
来歴情報でわかるのは「誰が、どのツールで作り、どう編集したか」と「そのあと書き換えられていないか」までです。写っている内容が事実かどうかは、別の話ということですね。
もう一つ。同じ文書には、来歴情報を付けるかどうかは任意 で、付いていないコンテンツを一律に信用しないような仕組みにするつもりはない、とも書かれています(7.1.2)。来歴情報がないのは「記録されていない」だけで、偽物の証拠にはなりません。
そして、来歴情報は消えることがあります。C2PA の文書でも「来歴メタデータは消せるか?」という問いに「Yes it can」と答えています(7.2.3)。C2PA の FAQ でも、来歴情報はファイルに埋め込まれるのが普通だけれど、ファイルから切り離されることがある、と説明されています。このため C2PA は、透かしなどを組み合わせて、ファイルから消えた来歴情報を探し直せる「durable Content Credentials」という考え方も用意しています。
SynthID とは?画像そのものに埋め込む「見えない透かし」
SynthID は、Google DeepMind が開発した透かしの技術です。画像・動画・音声・テキストに、見た目や品質を変えずに、人の目には見えない透かし(ウォーターマーク)を入れます。
Google DeepMind の公式ページでは、画像・動画の透かしは、切り抜き、フィルターの追加、フレームレート(動画のコマ数)の変更、非可逆圧縮(JPEG で保存し直すときのような、データを間引く圧縮)といった加工に耐えるよう設計されている、と説明されています。Gemini アプリなど Google の生成 AI で作られたコンテンツに入っています。
ほかの会社にも広がり始めています。Google は 2026 年 5 月 19 日の公式ブログで、OpenAI、Kakao、ElevenLabs が SynthID を導入すると発表しました。OpenAI については、報道(ITmedia AI+、2026 年 5 月 20 日)によると、ChatGPT・Codex・OpenAI API で生成する画像に SynthID を入れ、C2PA と組み合わせるとされています。最新の状況は OpenAI の公式ページで確認してください。
C2PA と SynthID の違い
ざっくり言うと、C2PA は「ファイルに添付された詳しい記録」、SynthID は「画像の中に溶け込ませた目印」です。
| C2PA(Content Credentials) | SynthID | |
|---|---|---|
| 付く場所 | ファイルに添付される情報(メタデータ) | 画素そのもの(見えない透かし) |
| わかる情報 | 多い(ツール、AI の使用、編集の履歴など) | 少ない(その会社の AI で作られた・編集されたか) |
| 消えやすさ | ファイルから切り離されることがある | 切り抜き・圧縮などの加工に耐えるよう設計 |
| 確認できる範囲 | C2PA で来歴情報を付けたツール・発行者のもの | SynthID を採用した会社の AI の生成物(ただし確認ツールごとに対象が違う) |
※ 2026 年 09 月 27 日時点の C2PA の FAQ・Explainer 2.4、Google DeepMind の SynthID のページ、ITmedia AI+の報道(2026 年 5 月 20 日)をもとに当サイトで整理したものです。
「加工に耐える設計」と書きましたが、どんな加工でも必ず残る、とまでは公式ページにも書かれていません。そこは言い過ぎないようにしておきます。
自分で確かめる方法
ここからは、公式の確認ツールを 2 つ紹介して、OpenAI の検証ツールを報道ベースの補足として添えます。Gemini アプリは公式ヘルプの説明に、Verify は Content Credentials の公式サイトの説明にそろえています。
Content Credentials の Verify でファイルの来歴情報を見る
C2PA の来歴情報を見るなら、Content Credentials の確認ページ「Verify」(運営は Content Authenticity Initiative。contentcredentials.org/verify から開いても同じページに移ります)が入口になります。画像などのファイルを読み込ませると、Content Credentials が付いていれば、作成の方法や編集の履歴を見られる仕組みです。
対応しているファイル形式や画面の表示は、使う前に Verify の公式ページで確認してください。
注意したいのは、来歴情報が見つからなくても、それは「記録がない」というだけ だということ。上で書いたとおり、来歴情報は付けるかどうかが任意で、途中で消えることもあります。「見つからない=本物」とは読まないでください。
Gemini アプリで SynthID を確認する
Google の AI で作られたかどうかは、Gemini アプリで確認できます。Gemini アプリ ヘルプによると、流れと条件は次のとおりです。
- ファイルを添付して、「この画像(動画・音声)は Google AI によって作成または編集されたもの?」のように聞く
- ログインが必要(個人用アカウントか Workspace アカウント)
- 1 回に 1 ファイル、100MB 以下。動画は 90 秒以内、音声は 1 時間以内
- 回数の上限あり。24 時間の間に、画像・動画・音声それぞれ約 10 回(動画は合計 5 分以内、音声は合計 3 時間以内)
※ 2026 年 09 月 27 日時点の Gemini アプリ ヘルプの情報です。
わかるのは、Google の AI で作られた・編集されたかどうか だけです。ヘルプには「他の企業も SynthID の透かしの導入を開始していますが、Gemini は現在、Google AI ツールで作成されたコンテンツのみを認識できます」とあります。OpenAI の画像に SynthID が入っていても、Gemini で確かめられるわけではない、ということですね(2026 年 9 月 27 日時点)。
ヘルプには、判断できない場合として、透かしを入れるほどの情報がない、とてもシンプルなものや抽象的なコンテンツや、編集部分が小さすぎる場合も挙がっています。
Gemini アプリは Content Credentials(バージョン 2.2 以降)の確認にも対応しています。AI ツールが使われたかどうかの情報は表示されますが、それだけで「確実に AI 生成だ」と言い切れるわけではなく、元のデータや履歴を見てユーザーが判断する形だとヘルプでは説明されています。
補足:OpenAI の検証ツール(プレビュー版・報道ベース)
ここは報道をもとにした補足です。報道(ITmedia AI+、2026 年 5 月 20 日)によると、OpenAI は、画像が OpenAI のツールで作られたかを調べる公開の検証ツールをプレビュー版として出しているとされています。アップロードした画像から C2PA のメタデータと SynthID の両方を探す仕組みだそうです。
対象は、OpenAI のツール(ChatGPT・Codex・OpenAI API)で作られた画像に限られるとされています。結果の表示や日本から使えるかを含め、最新の状況は OpenAI の公式ページ で確認してください。
どのツールにも共通する限界
ここで挙げたツールに共通するのは、どれも「その会社・その規格の印」を探しているだけ という点です。
- 印を入れないツールで作られた画像は、AI 製でも「見つからない」になる
- 印が消えた画像も「見つからない」になる
- 「見つからない」は本物の証明にはならない
Google は 2026 年 5 月 19 日の公式ブログで、SynthID の確認を Google 検索に同日から、Chrome には今後数週間で広げ、Content Credentials の確認も今後数か月で検索と Chrome に広げると発表しています。検索と Chrome での確認機能は、発表時点(2026 年 5 月 19 日)では予定とされていました。日本で使えるかは公式情報で確認してください。
「AI 判定ツール」の結果をうのみにしない
ネット上には、画像をアップロードすると「AI らしさ」を判定してくれるサービスもあります。こうしたサービスの多くは、画像の特徴から AI っぽさを推定するもので、上で紹介した「会社が入れた印を読む」ツールとは仕組みが違います。
推定なので、誤判定があります。本物の写真を AI と判定したり、AI 画像を本物と判定したりすることがある、という前提で見た方がいいです。日本ファクトチェックセンターも、検証ツールは「画質を落とした画像では精度が落ちる」と書いたうえで、「JFCでは最後の確認で使うだけにとどめています」としています(2026 年 1 月 7 日)。
ファクトチェックの専門家でも、判定ツールは補助。そう考えると、個人がツールの数字だけで「これは AI だ」と決めて拡散するのは、正直ちょっと危ないと思います。
SNS の「AI」ラベルはどう付く?見る側が知っておきたいこと
SNS では、投稿に「AI情報」「AI 生成」といったラベルが付くことがあります。付く仕組みは、だいたい「C2PA などの情報」「投稿者の申告」「各社の検出」の 3 つの組み合わせです。サービスごとに整理すると、次のとおりです。
| サービス | ラベルが付く仕組み | 表示のされ方 |
|---|---|---|
| Instagram・Facebook・Threads(Meta) | C2PA・IPTC(写真のメタデータの規格)の情報、投稿者の自己申告 | 「AI情報」。AI で編集しただけのものは投稿のメニュー内 |
| YouTube | 投稿者の開示、C2PA の情報、YouTube のシステムによる検出 | 説明欄の「このコンテンツの作成手段」、内容によっては動画プレーヤー上に「AI 生成」など |
| TikTok | 投稿者のラベル、C2PA の Content Credentials、TikTok の透かし・検出 | AI 生成のラベル(表示の詳細は TikTok の公式ヘルプで確認) |
※ 2026 年 09 月 27 日時点の Meta・YouTube・TikTok の公式ページの情報をもとに、当サイトで整理したものです。
Instagram・Facebook・Threads の「AI情報」
Meta の公式ニュース(2024 年 2 月 6 日)によると、Meta は C2PA や IPTC といった業界標準の技術規格に入った「AI 生成」の情報を読み取る仕組みをつくっていて、投稿者の自己申告と合わせてラベルを付けています。同じ記事で、すべての AI 生成コンテンツを見つけられるわけではなく、見えない印を取り除く方法もある、とも認めています。2024 年 7 月 1 日には、それまでの「Made with AI」から「AI info」(日本語の表示は「AI情報」)に名前が変わりました。タップすると詳しい情報が見られる形です。
2024 年 9 月 12 日の更新では、AI で修正・編集しただけと判断したものは、ラベルを投稿のメニューの中に移したと書かれています。AI でまるごと作ったものはラベルが投稿に見える形、少し手を入れただけのものはメニューの中、という違いです。
Google の 2026 年 5 月 19 日の発表には、Meta が Instagram でカメラで撮影したメディア(まずは Pixel で撮影したものなど)に Content Credentials をもとにラベルを付け始める、とも書かれていました。これは発表時点(2026 年 5 月 19 日)では予定とされていました。日本で使えるかは公式情報で確認してください。
YouTube の開示ラベルと「カメラで撮影」
YouTube ヘルプでは、本物と見間違えるような改変・合成コンテンツ(実在の人物が実際には言っていないことを言っているように見せる映像など)を投稿するときは、投稿者が開示する必要があるとされています。
ラベルは投稿者の開示だけで付くわけではありません。YouTube の AI ツールで作ったもの、C2PA のメタデータを含むもの、YouTube のシステムが AI 生成と判断したものにも、自動でラベルが付くことがあります。ラベルは動画の説明欄の「このコンテンツの作成手段」に表示されます。本物のように見える内容だと、動画プレーヤー上に表示されることもあります。説明欄だけ見ればいい、というわけではないですね。YouTube は C2PA 2.1 以降の Content Credentials を読み取る、と書かれています。
逆方向のラベルもあります。C2PA 2.1 以降に対応したカメラやアプリ(ソフトウェア)で撮影し、音声・映像を編集していない動画には、「カメラで撮影」と表示されることがあります。ただしヘルプによると、これはクリエイターが撮影中に C2PA を使うと選んだ場合にだけ表示されるものです。このラベルがないからといって、改変されているという意味にはなりません。
AI 動画の作り方の基本は、AI動画生成とは?初心者向けに仕組み・始め方・注意点を解説 にまとめています。
TikTok
TikTok の公式ニュースルーム(2025 年 11 月 19 日)では、現実的な AI 生成コンテンツにはラベルを付けるよう求めていること、C2PA の Content Credentials で AI 生成かどうかを把握していること、TikTok だけが読める見えない透かしも加えていくことが説明されています。ラベルの表示のされ方など、詳しくは TikTok の公式ヘルプで確認してください。
ラベルがない=本物、ではない
ここまでの仕組みを見るとわかるように、SNS のラベルは「C2PA などの情報が残っていた」「投稿者が申告した」「システムが検出した」場合に付くものです。
上の「どのツールにも共通する限界」と同じで、来歴情報が消えていたり、印を入れないツールで作られていたりすれば、ラベルの材料がありません。自己申告しない人もいます。
なので、ラベルがないことは本物の証拠になりません。
最後は「誰が最初に出したか」を確かめる
気になる画像や動画に出会ったら、最後は 「誰が最初に出したか」 を確かめるのが、いちばん頼りになる手がかりです。これも絶対ではありませんが、ラベルや判定ツールよりは確かめやすいと思います。
- 投稿者のプロフィールや過去の投稿を見る(元の撮影者・作者か、転載か)
- 報道機関や公的機関(災害なら気象庁など)の発表と照らし合わせる
- 画像検索で、もっと前の元の投稿がないか探す
日本ファクトチェックセンターの解説でも、信頼できる情報源との照合が検証方法の一つとして挙がっています。
AI で作る側(クリエイター)が知っておきたいこと
ここからは、自分が AI で画像・動画を作って投稿する側の話です。
1. 使うツールによって、付く情報が違う。 ここまでで見たとおり、Google の AI で作ったものには SynthID が入り、画像生成の Nano Banana Pro の画像には C2PA のメタデータも付くと Google は発表しています。Adobe Firefly にも Content Credentials の説明があります(付く条件は Adobe の公式ヘルプで確認してください)。OpenAI の画像は、報道(ITmedia AI+、2026 年 5 月 20 日)によると C2PA と SynthID を組み合わせるとされています(最新の状況は OpenAI の公式ページで確認してください)。そのほかのツール(Midjourney、FLUX、Runway、Kling など)で何が付くかは、それぞれのツールの公式ヘルプで確認してください。ツール選びの段階で比べたい場合は、Midjourney と FLUX を比較、動画なら Runway と Kling AI を比較 も参考になると思います。
2. 投稿すると、その情報をもとにラベルが付くことがある。 自分で「AI 使用」を申告していなくても、C2PA の情報があれば、YouTube や Instagram などでラベルが付くことがあります。YouTube では、適切な開示がないコンテンツに、クリエイターが削除できないラベルを付けることがある、とヘルプに書かれています。
YouTube で開示が必要なのは、本物と見間違えるような内容です。明らかに非現実的な映像や、色の調整・背景のぼかしのような軽い編集、台本やサムネイルづくりに AI を使っただけなら、開示は不要とされています。開示は YouTube Studio でアップロードするときに、[属性]の[AI の使用]で設定します。
3. ラベルや開示は、著作権の許可とは別の話。 「AI 使用を開示したから権利的にも大丈夫」ではありません。開示は視聴者に誤解させないためのルールです。AI で作った画像・動画の権利の考え方は、AIで作った画像・動画の著作権|SNS投稿や販売の前に確認したいこと で整理しています。
4. 来歴情報を意図的に消して「AI ではない」と見せるのは、やめた方がいい。 YouTube ヘルプには、開示が必要なのに繰り返し意図的に開示しない場合、YouTube がラベルを手動で付けたり、コンテンツの削除や YouTube パートナー プログラムへの参加停止といったペナルティを科したりすることがある、と書かれています。見る人をだますことにもなるので、ここは素直に開示するのがいちばんです。
迷ったときに思い出したい 3 つのこと
- 目で見ただけでは決められない。 手や文字の崩れは疑うきっかけにはなっても、決め手にはならない。
- C2PA・SynthID・SNS のラベルは「あれば手がかり」。 なくても本物の証明にはならないし、判定ツールには誤判定がある。
- 最後は情報源を確かめる。 誰が最初に出したのか、信頼できる発表と合っているか。
自分で AI 画像・動画を作って投稿するなら、次は AIで作った画像・動画の著作権 で権利の考え方を確認しておくと安心です。AI 生成の仕組みから押さえたい場合は、AI画像生成とは?、動画なら AI動画生成とは? へどうぞ。
参照した情報
- C2PA「公式サイト」「FAQ」(2026 年 9 月 27 日確認)
- C2PA「C2PA and Content Credentials Explainer 2.4」7.1.2、7.2.2、7.2.3(2026 年 9 月 27 日確認)
- Content Credentials「公式サイト」、「Verify」(2026 年 9 月 27 日確認)
- Google DeepMind「SynthID」(2026 年 9 月 27 日確認)
- Gemini アプリ ヘルプ「AI 生成の画像、動画、音声を検証する」(2026 年 9 月 27 日確認)
- Google 公式ブログ「How we’re bringing AI image verification to the Gemini app」(2025 年 11 月 20 日。2026 年 9 月 27 日確認)
- Google 公式ブログ「Making it easier to understand how content was created and edited」(2026 年 5 月 19 日。2026 年 9 月 27 日確認)
- OpenAI「OpenAI が生成したコンテンツを検証」(記事中の説明は ITmedia AI+の報道にもとづく。最新の状況はこちらで確認してください)
- Adobe ヘルプ「Content Credentials の概要(Firefly)」(Firefly の Content Credentials の詳しい条件はこちらで確認してください)
- YouTube ヘルプ「生成 AI コンテンツの使用に関する開示」「『このコンテンツの作成手段』に関する開示について」「『カメラで撮影』の開示」(2026 年 9 月 27 日確認)
- Meta「Labeling AI-Generated Images on Facebook, Instagram and Threads」(2024 年 2 月 6 日。2026 年 9 月 27 日確認)
- Meta「Our Approach to Labeling AI-Generated Content and Manipulated Media」(2024 年 4 月公開、2024 年 7 月・9 月更新。2026 年 9 月 27 日確認)
- Meta ビジネスヘルプセンター「AI情報」(ラベルの日本語表記。広告向けのページで確認。2026 年 9 月 27 日確認)
- TikTok Newsroom「More ways to spot, shape and understand AI-generated content」(2025 年 11 月 19 日。2026 年 9 月 27 日確認)
- 報道・解説:ITmedia AI+「OpenAI、Googleの『SynthID』を採用」(2026 年 5 月 20 日)、日本ファクトチェックセンター「ファクトチェッカーが実践している生成AIによるディープフェイクの見分け方」(2026 年 1 月 7 日)(いずれも 2026 年 9 月 27 日確認)


