RunwayとKling AIは、どちらもAI動画生成の候補に入りやすいサービスです。
でも、実際に比べると「似ているようで結構違う」というのが正直なところです。
RunwayはCreativeプランの料金と月間creditsが比較しやすい。一方のKling AIは、初回価格と更新価格が分かれていて、Open Platform/APIも用意されています。
なので、どちらが上というより、何を重視するかで選ぶ方が分かりやすいです。
以下は2026年9月20日時点で確認した公式情報をもとに整理しています。
まず料金と使い方を並べると
| 比較項目 | Runway | Kling AI |
|---|---|---|
| 料金・プラン | Free:$0、125クレジットを一度だけ付与 Standard:月額$15、年払い換算月額$12、625クレジット/月 Pro:月額$35、年払い換算月額$28、2,250クレジット/月 Max:月額$95、年払い換算月額$76、9,500クレジット/月 |
Standard:初回月額$6.99、更新時$8.80、660クレジット/月 Pro:初回月額$25.99、更新時$32.56、3,000クレジット/月 Premier:初回月額$64.99、更新時$80.96、8,000クレジット/月 Ultra:初回月額$127.99、更新時$159.99、26,000クレジット/月 |
| 無料プラン | あり。125クレジットを一度だけ付与 | あり。無料クレジットを利用可能。透かしが付く場合あり |
| API | 開発者向けAPIあり。Creativeプランとは別料金 | 公式Open Platform/APIあり。Web版とは別料金 |
| 日本語対応 | 日本語プロンプト可。UIは英語中心 | 日本語公式ページ・多言語生成あり。UI全体の日本語対応は要確認 |
| 商用利用 | 現行Terms of Useとプラン条件を確認 | 有料会員は条件付きで商用利用可。無料プランは要確認 |
Runwayは料金の見通しを立てやすい
Runwayの良さは、Free、Standard、Pro、Maxと段階が分かりやすいことです。
Freeは125 creditsが一度だけ。Standardは625 credits/月、Proは2,250 credits/月、Maxは9,500 credits/月です。
StandardとProは月次creditsの繰り越しなし。Maxは未使用creditsを最大1か月分繰り越せる条件があります。
つまり、毎月どれくらい作るかが読める人は選びやすいです。
Kling AIは初回価格と更新価格を必ず分けて見る
Kling AIで一番気をつけたいのはココです。
Standardは初回6.99ドルですが、更新時は8.80ドル。Proも初回25.99ドル、更新時32.56ドルです。
最初の表示価格だけ見て契約すると、翌月の金額で「あれ?」となりやすい。
プロモーションの影響もあるので、継続利用を前提にするなら購入画面で更新価格まで確認した方がいいです。
無料で試すなら、2つの「無料」は意味が違います
RunwayのFreeは、125 creditsが一度だけ付与される形式です。毎月補充されるわけではありません。
Kling AIにも無料枠がありますが、無料creditsの量や更新頻度は変更される可能性があります。無料生成には透かしが付く場合もあります。
なので、「無料で長く使えるか」ではなく、最初に操作感を試すための枠として見た方がいいです。
APIを使うならWeb版と分けて考える
RunwayにもKling AIにもAPIがあります。
ただし、どちらもWeb版のサブスクリプション料金とは別です。
RunwayのCreativeプラン料金を、そのままAPI料金として考えることはできません。
Kling AIもOpen Platform/API用の料金体系があります。
自動化やアプリへの組み込みを考えているなら、Web版の月額比較だけでは足りません。API側の料金、モデル、レート制限、規約まで確認する必要があります。
日本語対応は「プロンプト」と「UI」を分けて見る
Runwayは日本語を含む非英語プロンプトを利用できます。
ただし、製品インターフェースはAmerican Englishのみと案内されており、完全な日本語UIではありません。
Kling AIは日本語公式ページや多言語生成の案内があります。
とはいえ、すべての設定画面まで日本語化されているかは別の話です。
「日本語対応」と書いてあっても、日本語で指示できるだけなのか、管理画面まで日本語なのか。この違いは見ておいた方がいいです。
商用利用はKling AIの無料プランで特に注意
Runwayは、商用利用の可否を料金表だけで判断せず、現行のTerms of Useとプラン条件を確認する必要があります。
Kling AIは、Paid Service Termsで有料メンバーの生成物を商用利用できる旨が確認されています。
ただし、一般Termsや公式案内との間で表現差があります。
そのため、無料プランの商用利用は無条件にOKと断定しない方が安全です。
仕事で使う場合は、契約時点の規約を確認しておくのが確実です。
結局どっちを選ぶか
料金と月間creditsを見ながらシンプルに使いたいならRunway。
複数プランを比較しつつ、Open Platform/APIまで視野に入れるならKling AI。
この分け方が一番分かりやすいと思います。
ただし、AI動画はモデル更新が速いので、画質だけで決めるより、実際に無料枠で同じプロンプトを試してみた方が早いです。
料金、生成速度、使いたいモデル、商用利用。この4つを見て、ストレスが少ない方を選ぶのが現実的です。
この記事の確認情報
最終確認日: 2026-09-20


